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【江ノ電沿線 伝統祭】小動神社天王祭が行われました

2024.08.06
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江ノ電腰越駅にほど近い場所に、小動神社がございます。小動神社の歴史は古く、創建は1189年、鎌倉時代までさかのぼります。御祭神は建速須佐之男命、建御名方神、日本武命の3柱です。

毎年7月に例大祭が行われております。

夏のお祭りというと京都の祇園祭は7月1か月をかけ盛大に執り行われますが、かつては西の祇園、東の腰越といわれるほど、腰越5つの町の山車が華やかだったというお話もあります。
残念ながら火事で山車が焼失し、お人形は残っていますが、山車は現在の形になったということです。

▲焼失前の山車
▲屋根のお人形は焼失をまぬがれて受け継がれています

小動神社天王祭は3日間に渡って執り行われ、2024年は7月7日、7月13日の宵宮祭、7月14日の神幸祭となりました。

現在は都心からの移住者も含めて地元の氏子さんたちが受け継ぎ、盛り上げ、小動神社天王祭を行っております。お祭りの日が近づくと、子どもたちがお囃子の練習をしている笛や太鼓の音が聞こえてきます。

江ノ電が走る沿線の中でも、腰越では併用軌道となり、路面電車のように商店街の真ん中を電車が走る風景となります。小動神社天王祭ではお神輿を担ぐたくさんの人の間を江ノ電が走るという、現代では何とも貴重で活気ある場面でもあり、夏が始まると実感される方々も多い風物詩でもございます。

小動神社天王祭は、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を御祭神とする八坂神社のご神体をお神輿に乗せて、小動神社に里帰りする行合祭りです。小動神社に祀られていた須佐之男命のご神体が津波で流され、漁師が引き上げ江の島にある八坂神社に祀られました。小動神社天王祭はその伝説を再現するお祭でもあります。小動神社のお囃子がお出迎えして、八坂神社から運ばれてくるお神輿と、小動神社から運ばれてくるお神輿は、それぞれ海上をお渡しする海上渡御が有名で、勇壮な男衆が海に入りご神事を行います。

▲2024年は海上渡御は行われませんでしたが、海岸までお神輿と山車が運ばれます

海上渡御が行われた後に、龍口寺前の交差点で八坂神社からのお神輿と、小動神社からのお神輿が合流するところは圧巻です。

江の島八坂神社のお神輿と、小動神社のお神輿はここで行合い、その後2基並んで小動神社に向かいます。

▲2基のお神輿が並んで、通称腰越電車通りを運ばれていきます
▲小動神社前で2基のお神輿が並びご神事

たびたび江ノ電が通る中、祭のはっぴや浴衣姿の人々が、乗客へ手を振るさまがなんとも温かい風景です。

▲町内を練り歩きます

それぞれの神社のお神輿は、八坂神社、小動神社に戻ります。神社に戻ったお神輿から、神様の御霊を神社にお返しするご神事で無事御帰宅です。

▲無事、小動神社にお神輿がもどって、御霊返し
▲2024年腰越小動神社天王祭の土橋町の祭典部長 中丸潤さん
▲江ノ島電鉄社員、腰越在中の地域共創担当者も参加させていただきました!
腰越 土橋町の皆さん

写真提供:野田昌志さん
協力:腰越土橋町の皆さん